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世界ランキング

塗料業界の世界シェアのランキングを分析してみると、1位は現状アクゾノーベルとなります。同社は、塗料の分野のなかでも、特に工業向けや、船舶向けの塗料で世界シェア1位となっています。
仮に、アクサルタと経営統合を行えば、自動車補修向けでも世界1位となります。
さらに経営統合後の、売上高は約20億ドルと、頭一つ抜き出る形となります。

2位は、PPGとなっています。建築向け、工業向け、自動車向け、補修向け、包装塗料の分野で、強みを発揮しています。特に、自動車向けでは、シェアトップに位置します。PPGによるアクゾノーベル買収は失敗に終わり、自動車を除く全分野で、アクゾノーベルの後塵を拝することになります。
売上高は約15億ドルです。

3位は、シャーウィン・ウイリアムズです。同社は、現在バルスパーと経営統合を行っております。
経営統合後の売上高の規模では、PPGを上回る約16億ドルとなり、業界2位となります。特に、塗料の中で、最も規模の大きい建築向け塗料では、ダントツの1位とない、バルスパーの強い包装向けも1位となります。

4位以下は、RPM、日本ペイント、BASF、関西ペイントが追い上げますが、売上高規模は、上位3社の三分の一程度と大きく引き離されています。

塗料業界は、アクゾノーベル・アクサルタ連合、PPG、シャーウィン・バルスパー連合が、御三家として君臨する時代となりました。

一方、塗料・コーティングの用途向けに市場規模を分析すると、1位は、建築用、2位は工業用、3位は船舶用、4位は自動車用、5位は補修用となっています。


世界1位 Akzo Noble(アクゾノーベル)

オランダに本拠を置く世界最大級の化学・塗料会社。1994年にオランダのアクゾとスウェーデンのノーベルが合併して誕生。ノーベルはノーベル賞の生みの親のアルフレッド・ノーベルが買収して誕生。2007年に英国の老舗名門化学メーカーのICIを買収し、塗料事業を強化。建築用塗料のDuluxやウッドデッキ用コーティング塗料のCuprinol等のブランドで展開。2017年にアクサルタ・コーティング・システムズとの経営統合に関する交渉を行なっていると発表。



世界2位 PPG Industries

米国に本拠を置くガラス・塗料メーカー。もともとはガラス会社であったが、2005年当時は売上の約45%を占めていたガラスや化学事業を売却し、塗料事業を買収を通じて拡大。現在はほぼ100%が塗料からの売上となっています。


世界3位 SHERWIN-WILLIAMS(シャーウィン・ウイリアムズ)

北米に本拠を置く大手塗料会社。自前で塗料小売店を展開している。同業のバルスパーを買収し、一気に世界首位の座を狙う。