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飼料業界のランキングと世界市場シェアと市場規模のまとめ。チャロンポカパン、新希望集団、ピュリーナアニマルニュートリション、JA全農等の世界の主要な肥料会社の動向も掲載。



世界市場シェアとランキング

飼料業界の世界1位は、タイのチャロンポカパンです。鳥、豚、牛、魚向けの飼料を総合的に供給します。
2位は、中国のニューホープです。民間飼料会社です。魚向けの飼料は手掛けていません。
3位は、米国の穀物商社大手のカーギルです。鳥、豚、牛、魚にくわえ、馬の飼料も手掛けています。
4位は、ピュリーナアニマルニュートリションを、2017年に買収した、ランドオレイクスです。
5位は、中国のウェンズ・フードです。食肉加工大手としても有名です。
6位は、ブラジルのBRF,7位は、米国のタイソンフーズです。日本からは10位に、全農がランクインしています。
出典:資料業界の生産量世界ランキング

売上高ベースの世界シェアもほぼ同様のランキングとなっています。
出典:飼料業界の世界市場シェアランキング

市場規模

飼料の世界市場規模は30兆円~35兆円程度と推計されます。
生産量ベースで年間約10億トン前後と言われています。

種類別では、家禽(鳥)が約40%、豚と牛がそれぞれ25%です。

FAO(Food and Agriculture Organization、国際連合食糧農業機関)の調べによれば、1990年以降現在までの世界の人口の年平均増加率が概ね1.3%であるのに対して、魚の消費量は7.4%、家禽は4.3%、卵は2.8%、豚は2.0%の年平均増加率となっています。こうした、人口を上回る旺盛な消費量を賄うために、飼料の供給は今後ますます重要となるものと思われます。


参考書

飼料業界のページを作成するにあたり、以下の書籍を参考にしました。

世界の飼料穀物需給―トウモロコシ需給の構造変化 [単行本]

家畜飼育の基礎 (農学基礎セミナー) [単行本]

動物の飼料 [単行本]


世界大手の飼料会社の動向

Charoen Pokphand Group(チャロンポカパン、CP)
タイに本拠をコングロマリット企業。飼料を含めた食品分野に強み。日本の伊藤忠と戦略的な資本関係を構築。2016年に米国の冷凍食品大手ベリッシオ・ペアレンツを買収。


Cargill(カーギル)
米国に本拠を置く1865年の穀物メジャー筆頭格。食糧関連以外にも金融や製造業を営むコングロマリット。飼料分野も強い。非公開会社。


New Hope(新希望集団)
中国に本拠を置くLiu Yonghao氏率いる民間農業関連大手。飼料では国営COFCOを上回る最大手。Liu氏は民生銀行(Minsheng Bank)の設立も支援。


Brasil Foods(ブラジルフーズ)
2009年にブラジル鶏肉首位のSadia(サジア)とPerdigao(ペルジゴン)が経営統合をして誕生。飼料分野に強み。売上に占めるブラジル国内の割合が高い。


Tyson Foods(タイソン・フーズ)
世界最大手の食肉加工会社。鶏肉、牛肉、豚肉を万遍なく手掛ける。2001年に当時世界最大手の牛肉加工会社のIBS(アイビーエス、米国)を買収した。飼料分野も大手級


JA全農
日本の農業協同組合。飼料分野では傘下の農協を通じて日本国内では圧倒的な存在感。日本では、三井物産の持分法適用会社のフィード・ワン、伊藤忠飼料、丸紅と日清製粉の合弁の日清丸紅飼料、三菱商事系の日本農産工業、中部飼料、昭和産業が大手飼料メーカー。


Purina Animal Nutrition(ピュリーナアニマルニュートリション)
米国に本拠を置く農協グループLand O’Lakes(ランドオレイクス)傘下企業。


COFCO(コフコ、中糧集団)
中国政府系の穀物商社。中国最大。傘下にChina Mengniu Dairy(中国蒙牛乳業)等の食品会社も保有する。オランダの大豆に強い穀物商社Nidera(ニデラ)香港Noble社のアグリ事業等を買収し、国際展開を図る。


Wen's Foodstuffs Group(温氏股份)
1983年に設立された食肉加工会社。飼料等の製造も行う。


ForFarmers(フォーファーマーズ)
オランダに本拠を置く飼料会社。欧州を中心に事業を展開。


Twins Group(双胞胎(集团))
中国の南京に本拠を置く飼料大手。


East Hope Group(東方希望)
中国の上海に本拠を置く飼料大手。



業界再編

2017年 ランドオレイクスがピュリーナアニマルニュートリションを買収