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ウラン鉱山運営会社の世界市場シェアや世界の市場規模(生産量情報)を掲載。カザトムプロム、カメコ、ロスアトム等の世界大手ウラン会社概要も掲載。


世界市場シェア

ウランの生産量別の世界シェアでは、カザフスタンの国営ウラン採掘会社である、カザトムプロムが1位となっています。2位には、カナダのカメコ、3位にはフランスのオレノ(旧アレバ)、5位にはロシアのロスアトム傘下のARMZとなっています。


市場規模

ウランの全世界の産出量は2014年は年間約5万6千トン程度と推計されます。カザフスタン、カナダ、オーストラリアが産出国としては上位に位置します。図3

生産量の2008年以降の推移をみると、おおむね5万トン~6万トンで推移しています。
図2

一方で、埋蔵量ベースですと、オーストラリア、カザフスタン、カナダ、ロシアの順となっています。
図1

(出所:Uranium 2016: Resources, Production and Demand)


ウラン業界の参考書

ウラン業界のページを作成する際に、以下の書籍を参考にさせて頂きました。

エネルギー資源のすべてがわかる (ビジュアルはてなマップ) [大型本]


KazAtomProm(カザトムプロム)


カザフスタンに本拠を置く国有原子力公社。カザフスタン国営ファンドのSAMRUK-KAZYNAが100%の株式を保有する。カズフスタン国内にあるBudenovskoye 2鉱山等でウランの開発・生産を行う。東芝が買収したウェスティングハウスにも一部出資をしている。


Cameco(カメコ)

カナダに本拠を置く世界大手ウラン鉱山会社。CamecoとはCanadian Mining and Energy Corporationの略。ウラン鉱を生産していたSaskatchewan Mining Development CorporationとEldorado Nuclear limited(エルドラド核燃料公社)の国営会社が1988年に合併して誕生した。カナダ、米国及びカザフスタンで5つのウラン鉱山を操業する。カナダのMcArthur River/Key Lakeが超高品質かつ世界最大級のウランの埋蔵量を誇る。ニューヨーク証券取引時に上場している。


AtomRedMetZoloto(ARMZ)

ロシアの原子力事業のコングロマリットである国営原発企業のRosatom(ロスアトム)傘下で、ウラン鉱山のウラン探鉱、採掘、製錬を行う。2013年にカナダに本拠を置くウラン鉱山大手のUranium One Inc及び2011年にMantra Resources Limitedを買収し、9ヶ国でウラン鉱山の開発を進めている。


Oreno(オレノ、旧Areva(アレバ))

フランスの本拠を置く国営の原子力会社。原子力発電所建設部門(旧アレバNP)の不振により、事業再編。アレバNPはフランスの政府系電力会社であるEDF傘下へ。アレバNCを通じてウラン鉱山の世界大手であり、南アフリカのRyst Kuil Project、オーストラリアのKoongarra、カナダのKiggavik、Midwest、フランスのAREVA Mines、カズフスタンのTortkuduk、ニジェールのArlit、Somair等のウラン鉱山で開発・生産を行っている。


エナジー・リソーシズ・オブ・オーストラリア(ERA)

鉱業・資源グループ大手のリオティント傘下のウラン鉱山開発会社。オーストラリアのRanger鉱山及びJabiluka鉱山でウランの開発・生産を行う。、関西電力、九州電力、四国電力、伊藤忠商事による日豪ウラン資源開発がERAの権益の10%を保有する。


BHP Billiton(BHPビリトン)

オーストラリアを拠点とするBroken Hill Proprietary Company(BHP)と、イギリスを拠点とするBillitonとの合弁によって誕生した、英国と豪州の証券取引所に上場している鉱業・資源グループ大手。豪州のOlympic Dam鉱山でウランの生産・開発を行う。

中国広核集団は、ナミビアにあるランガー・ハインリッヒ鉱山の権益25%やフッサブ鉱山のウラン開発プロジェクトに積極的に出資を行う。


ウランの業界団体