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コフコ(COFCO、中糧集団)の世界シェア(世界市場シェア)と事業の内容について情報をまとめています。コフコは、各種穀物や食糧の集荷、備蓄、運搬、輸出入、加工等を手掛け、最近では、食品・飲料分野でも成長を志向しています。


会社概要

コフコ(COFCO)コフコは1949年に設立された中国政府傘下の国有の食糧・穀物商社。2009年の売上高は約2兆2100億円(1782億元)であったが、中国の成長に伴い、2017年には7兆5千億円(4420億元)へと急成長を遂げる。総資産は約8兆7千億円。




事業構成

コフコは、傘下に約19の事業会社・子会社を保有する。うち上場子会社は13社で、9社は香港に上場、4社は上海で上場する。なお、穀物分野の世界市場シェアでは上位に位置する。出典:カーギルやADMなどの穀物メジャーの動向を世界シェアや市場規模から分析

COFCOインターナショナルは、グローバルで各種穀物の集荷、貯蔵、運搬を行う。オランダの穀物商社のニデラを2017年に完全子会社化している。2013年に買収したシンガポールのノーブルの農作物部門はコフコアグリへと社名変更。


COFCOトレーディングは中国国内の穀物の集荷、貯蔵、運搬を担う。101のエレベーターを有して、22百万トンの貯蔵容量、18百万トン/年の穀物取り扱い能力、1日6万7千トンの乾燥能力を誇る。6つの出荷港、穀物運搬船、貨物列車も保有。


COFCO油&油料種子(オイル&オイルシーズ)は、大豆油、菜種油、ピーナツオイル、パーム油の加工、貯蔵、流通、販売を行う。最終製品も手掛け、Fourseas、Xiyhgying, Fortuneなどのブランドで販売を行う。年間加工能力は22百万トン。製油・食用油業界では、カーギルやADM等の4大穀物メジャー、ウィルマ―・インターナショナル、IOI等に次ぐ規模を有する。
製油・植物油・食用油業界の世界シェアと市場規模


COFCOグレインズ&シリアルズ(コフコ穀物)は、お米、小麦、麺、パン、麦芽等を取り扱う。4百万トンの精米能力、FORTUNEブランドのお米の販売、3.6百万トンの製粉能力、22万トンの製麺能力、3600トンの製パン能力、74万トンの発酵醸造能力を有する。


COFCOバイオケミカルはスターチ、フルクトース(果糖)、エタノール、グルタミン酸、乳酸、クエン酸、糖アルコールなどを扱う。トウモロコシの加工能力年間6百万トン。


COFCO飼料は年間5.7百万トンの生産能力を持つ飼料部門。配合飼料や粗飼料を販売。飼料業界ではトップ10内の規模。
飼料業界の世界シェアと市場規模


COFCO製糖は年間2百万トンの製糖能力を持つ。中国の砂糖輸入量のほぼ半分をCOFCO製糖が担う。製糖分野では、ズットツッカー、テレオス、ミトポン、ウィルマ―に並ぶ大手。
砂糖・製糖・精糖業界の世界シェアと市場規模


コフコは食糧分野に加え食品分野にも参入をしている。COFCOワイン&スピリッツは14のワイナリーを保有しており、Greatwall(長城)、Jiugui、Kong Yiji、Huangzhonghaung等のブランドで展開。フランスのボルドーのワイナリーであるシャトー・ヴィオーやチリのワイナリーであるビスケルト社を買収。ワイン分野では、中国最大手ではあるが、世界市場シェアでは上位入りしていない。
ワイン業界の世界シェアと業界ランキング


COFCOコカコーラはコカコーラのボトリング事業を行い、中国のほぼ全土をカバーしています。
COFCOミートは、主に豚の畜産や加工を行っている。約2.3百万頭の豚の畜産、1万7千トンの加工処理能力を有する。
COFCO

(出所:コフコの中国国内の食肉事業)


乳製品分野では、コフコは蒙牛乳業(Mengniu Dairy)を有する。同じく中国のYili(伊利集団)と競う。
そのほかにも、食品スーパー、中国茶製品、食品用容器製造、食品成分、不動産開発、金融サービスを提供する。




事業再編・買収


2010年にチリのワイナリー、ビスケルト社の買収
2011年にフランスのシャトー・ヴィオーの買収
2013年にオランダの穀物商社ニデラの株式51%を1200億円超で買収
2013年にシンガポールの商品取引会社ノーブル・グループの農産物部門であるノーブル・アグリの株式51%を買収