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コンタクトレンズで有名なアルコン社の概要、世界シェア(世界市場シェア)、事業構成等の情報です。


会社概要と事業構成

アルコンは、1945年に米国の眼科薬局にルーツを遡ることができ、スイス製薬大手のネスレの関連会社となったのちに、スイスの製薬会社大手のノバルティス傘下となる。2014年に、ノバルティスの前身であるチバガイギー(1996年にサンドと経営統合をして現ノバルティスが誕生)のアイケア部門であった、チバビジョンとアルコンが経営統合を行い、現アルコンが誕生した。このような経緯から、アルコンは、眼科治療機器を取り扱うサージカル事業とビジョンケア事業の2事業を柱としている。


2018年に、ノバルティスは、アルコンをスイス証券取引所とニューヨーク証券取引所に分社化上場をすると発表。
Spinoff
出所:ノバルティス

ノバルティスは、シンジェンタやチバスペシャリティケミカル(現BASF)も過去分社化しており、ポートフォリオの入れ替えによる成長戦略を得意とする。分社化後のアルコンの売上高は約70億ドルで従業員は2万人以上の規模と発表されている。

サージカル事業
白内障、網膜、緑内障、屈折矯正手術用の眼科手術機器、先進技術眼内レンズ(ATIOL)、洗浄液、点眼薬等を取扱い、売上規模は2017年で約37億ドル程度である。
Surgical
出所:ノバルティス

眼科手術機器分野の競合には、ジョンソン&ジョンソン、カールツアイス、ボシュロム等があるものの、売上規模では世界1位。眼科手術機器の市場規模は概ね80億ドルと言われており、市場シェアでは40-50%程度を占める。


ビジョンケア事業
視力の矯正用のコンタクトレンズ(1日使い捨てタイプ、2週間/1カ月交換タイプおよびカラーコンタクトレンズ)、消毒剤等の製品を取扱い、売上高は約30億ドル。内、コンタクトレンズ自体の売上は18億ドル。
contact lenses
出所:ノバルティス

競合には、ジョンソン&ジョンソン、クーパービジョン、ボシュロム、メニコンがあげられ、同業界の市場シェアでは、ジョンソン&ジョンソンと首位争いをしています。



事業再編・買収

1977年 ネスレによるアルコンの買収
1996年 チバガイギーとサンドの経営統合によりノバルティス誕生
2011年 ノバルティスがアルコンを子会社化
2013年 アルコンとチバビジョンが経営統合