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Givaudan(ジボダン)
1768年に創設。スイスに本拠。香り(フレグランス)と味(フレーバー)のジャイアント。1946年に開校したパリのパフューマリースクールでは、フレグランスにかかるパーフューマーのおよそ3分の1を育成。1963年に製薬メーカーのロシュ傘下に入る。2000年に分社化しスイス証券取引所に上場。フレグランス部門はパリ、フレーバー部門は北米に本拠を置く。売上高は約6500億円、EBITDAマージンは約20%を超える水準。世界に46ヶ所の工場、約1万1千人の従業員を有する。

ジボダン(Givaudan)は香料メーカー。天然・人工原料の香水・香料を製造・販売する。香水、飲料、調理済食品、消費者製品のメーカーを対象に製品を販売する。世界各地で事業を展開。
出所:ブルームバーグ


業績推移
売上高は過去5年で概ね4%程度で成長している。
ジボダン業績推移
出所:同社

売上高の約54%がフレーバー部門となる。フレーバー部門のエンドマーケット(販売先)の構成品では、飲料が約3割、調味料が約4割、菓子が約1割、乳製品が約1.5割程度。要素となる、シトラス、ビーフ、チキン、コーヒー、デイリー、チーズ、ミント、ティー、ストロベリー、りんご、チェリー、ピーナツ、バニラといった数千種類ものフレーバーの性質を独自に分析し、また原料の安定調達を行う。
ジボダンのフレーバー部門
出所:同社


売上高の約46%がフレグランス部門。フレグランスの中でも消費財向けが約7割と最も大きい。化学由来の合成香料やパチュリ、ベチバー、イランイラン、トンカ豆、ベンゾイン、ラベンダー、サンダルウッド、バニラ等の天然香料を用いて調香を行う。
ジボダンのフレグランス
出所:同社

地域別売上高では、欧州・アフリカ・中東地域が最大。続いてアジア・オセアニア地域、北米、南米地域と続く。売上高成長率では北米地域の伸びが大きい。

香料業界では世界市場シェア世界最大。
参照:香料業界の世界シェアと市場規模


過去の企業再編
2002年 ネスレのフレーバー部門FIS社を買収
2003年 発酵技術に優れた米国の企業IBF社を買収
2007年 クエスト・インターナショナル社を買収
2014年 野菜や微生物、微細藻類由来の化粧品有効成分に強みを持つソリアンス社を買収
2015年 生体触媒、メタゲノミクス、生化学的合成に強みを有するインデュケム・ホールディング社の買収し、化粧品有効成分事業へ進出。
2016年 コナグラフーズ社のスパイステック・フレーバーズ&シーズニングス事業の買収。セイボリー分野の強化。
2017年 シーフード成分に強いアクティブ・インターナショナル(Activ International)の買収
2017年 ナチュラルチーズなどの乳製品原料に強いヴィカ(Vika B.V.)の買収
2018年 エクスプレシオン・パフュメ社(Expressions Parfumées)の買収
2018年 フルーツジュースに強いセントロフロラ・ニュートラ(Centroflora Nutra)の買収
2018年 エクスプレッションズ・パフュメ(Expressions Parfumées)の買収
2018年 植物由来の天然成分に強いフランスのナチュレックスを買収

ジボダンの買収
出所:同社


本ページは以下の書籍を参考にしています。
合成香料 増補新版 [単行本]

香料入門 [Kindle版]

「香り」の科学 匂いの正体からその効能まで (ブルーバックス) [新書]