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日本の臨床検査会社の最新決算に基づく売上高と営業利益の業界ランキングを分析しています。臨床検査会社の概要も掲載しています。

臨床検査会社の売上高ランキング(2020年度)
2020年度の売上高では旧みらかグループが1位です。臨床検査をSRLと臨床試験を富士レビオが行っています。2位はBML(ビー・エム・エル)です。3位にLSIメディエンスは2019年度の決算情報となります。PHC(旧パナソニックヘルスケア)のグループ会社です。
  • No1 H.U.グループホールディングス 223,016百万円
  • No2 ビー・エム・エル 138,571百万円
  • No3 LSIメディエンス 86,814百万円
  • No4 ファルコホールディングス 43,608百万円
  • No5 札幌臨床検査センター 17,503百万円


臨床検査会社の営業利益ランキング(2020年度)
売上高と同じ順位となります。LSIメディエンスは未上場会社でデータが取得できないため掲載しております。
  • No1 H.U.グループホールディングス 25,392百万円
  • No2 ビー・エム・エル 19,936百万円
  • No3 ファルコホールディングス 2,614百万円
  • No4 札幌臨床検査センター 1,142百万円


なお、臨床検査業界の世界ランキング(市場シェア)について、下記に詳しく分析されています。


臨床検査会社の概要
出所先はロイター、ヤフーファイナンス、ブルームバーグ、会社四季報となります。

H.U.グループホールディングス
H.U.グループホールディングス(旧名:みらかホールディングス)は、臨床検査の受託、臨床検査薬の製造・販売と滅菌関連事業等を行う。【事業内容】4つの事業セグメントがある。受託臨床検査事業は、主に大規模病院を中心とした医療機関からの特殊検査、地域の中小規模の病院及び診療所から一般検査と特殊検査を受託する。また、周辺事業としては、検体輸送業務、検査施設の庶務等の業務、検査システムの保守・管理及び開発業務、検査機器システムの保守・管理及び開発業務等を行う。海外では、米国を中心に遺伝学的検査サービスを提供する。臨床検査薬事業は、臨床検査薬の製造・販売を行い、医療機関及び受託臨床検査会社等へ販売を行う。海外では、臨床検査薬の原材料及び相手先ブランド名製造(OEM)製品等を世界各国の臨床検査薬会社等に販売する。滅菌関連事業は、主に大規模病院の病院内で治療処置時に使用した医療器具の滅菌業務ならびにこれらに関連する業務の受託を行う。また、全国に8箇所ある滅菌センターにおいて院外滅菌サービスを提供する。医療機器、医療材料の販売・リース、医療用衣服のレンタル・クリーニング等も実施する。新規育成事業及びその他事業は、福祉用具のレンタル及び訪問看護事業、企業健康保険組合向けサービス及びセルフメディケーション関連事業、健診事業の運営代行サービスの提供、微生物検査等の食品に関する検査、水質検査、化粧品検査等の各種検査、薬品・医療機器及び再生医療等製品の承認申請に必要な治験、臨床研究に係る業務の代行・支援等を行う。

ビー・エム・エル
臨床検査2位。生化学的検査に強み。全国に検査ラボ。電子カルテなど医療情報システムを育成

ファルコホールディングス
ファルコSDホールディングスは、主に病院・診療所からの臨床検査を受託代行する。 また、遺伝子関連検査および検診、食品・環境衛生なども行う。

札幌臨床検査センター
臨床検査、調剤薬局を展開。H.U.グループで受託臨床検査首位のエスアールエルと提携