2020年度の日本国内のタイヤメーカーの売上高ランキングとEBITDAマージンを分析しています。
タイヤメーカーの売上高ランキング(2020年度)
1位はブリジストン、2位は住友ゴム、3位は横浜ゴム、4位はTOYO TIREとなります。
一方EBITDAマージン(利益率)のランキングを見ると、まったく逆の結果となります。
タイヤメーカーの概要
ブリジストン
タイヤで世界首位。米ファイアストン買収など世界展開。タイヤ管理などサービス型事業を加速。(出所:ヤフーファイナンス)但し、2020年度のタイヤの世界シェアは2位です。
住友ゴム
住友ゴム工業株式会社は1909年に創業されたタイヤメーカーの世界大手です。ダンロップ、ファルカンブランドで世界展開しています。グッドイヤーとの包括提携を2015年に解消しました。テニスやゴルフといったスポーツ用品事業もダンロップブランドで展開しています。テニスボールの公式球であるダンロップFORTは有名です。ゴルフでは、ゼクシオやスリクソンブランドで事業を展開しています。2016年にスポーツ用品のダンロップブランドの商標権を英スポーツダイレクト社から買収して、更なる海外展開を図っています。(出所:業界再編の動向)
横浜ゴム
横浜ゴム(The Yokohama Rubber Company, Limited)はゴム製品メーカー。自動車用タイヤ、チューブ、工業用コンベヤーベルトなどを製造する。旅客機用部品やスポーツ用品製造のほか、情報処理サービス、不動産リースも手掛ける。(出所:ブルームバーグ)
TOYO TIRE
TOYO TIRE(旧名:東洋ゴム工業)グループは、タイヤ事業及びダイバーテック事業を主として行う。また、各事業に関連する設備並びに金型の供給・保守、資金調達・運用及びその他のサービス等の事業活動を展開する。【事業内容】同社は2つの事業セグメントにより構成される。タイヤ事業は、各種タイヤ(乗用車用、トラック・バス用、建設機械用、産業車両用)、その他関連製品の製造・販売を行う。ダイバーテック事業は、産業・建築資材、輸送機器、断熱・防水資材、その他資材の製造・販売を行う。その他においては、国内関係会社に対する融資及び債権の買取、不動産業等を行う。(出所:ロイター)
【参照】タイヤ業界の世界市場シェア