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日本の化学会社の売上高と営業利益ランキング(2020年度の決算ベース)をまとめています。各社の概要も掲載しています。

化学会社の売上高ランキング

  • 1位 三菱ケミカルホールディングス 32,575億円
  • 2位 住友化学 22,870億円
  • 3位 旭化成 21,061億円
  • 4位 三井化学 12,117億円
  • 5位 昭和電工 9,737億円
  • 6位 東ソー 7,329億円
  • 7位 宇部興産 6,139億円


2020年度の決算(2021年3月期)に基づき売上高順にランキングしてみると、1位は三菱ケミカルホールディングス 、2位は住友化学、3位は旭化成になります。

化学会社の営業利益ランキング

  • 1位 旭化成 171,808百万円
  • 2位 住友化学 137,115百万円
  • 3位 東ソー 87,819百万円
  • 4位 三井化学 78,074百万円
  • 5位 三菱ケミカルホールディングス 47,518百万円
  • 6位 宇部興産 25,902百万円
  • 7位 昭和電工 -19,449百万円


営業利益のランキングでは、1位旭化成、2位住友化学、3位東ソーとなります。

なお、化学業界の世界ランキングや世界シェアは下記のサイトが詳しいです。


化学会社の概要
出所先はロイター、ブルームバーグ、ヤフーファイナンス、会社四季報です。

三菱ケミカルホールディングス
総合化学首位。化学・レイヨン・樹脂が合併した三菱ケミカルが中核。製薬や産業ガス等も

住友化学
住友化学グループは、総合化学事業を展開する。【事業内容】5つの事業セグメントで構成される。石油化学事業は、石油化学品、無機薬品、合繊原料、有機薬品、合成樹脂、メタアクリル、合成樹脂加工製品等化学製品の製造・販売を行う。エネルギー・機能材料事業は、アルミナ製品、アルミニウム、化成品、添加剤、染料、合成ゴム、エンジニアリングプラスチックス、電池部材等の製造・販売を行う。情報電子化学事業は、光学製品、カラーフィルター、半導体プロセス材料、化合物半導体材料、タッチセンサーパネル等を提供する。健康・農業関連事業は、農薬、肥料、農業資材、家庭用・防疫用殺虫剤、熱帯感染症対策資材、飼料添加物、医薬化学品等を提供する。医薬品事業は、医療用医薬品、放射性診断薬等を提供する。また、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務及び物性分析・環境分析業務等も行う。

旭化成
旭化成は繊維メーカー。合成繊維およびその他産業用化学物質の製造・販売に従事する。製品には、キュプラ繊維、ポリウレタン繊維、スチレンモノマー、アクリロニトリル、ポリエチレン、合成ゴム、エンジニアリング樹脂などがある。不動産やヘルスケア事業も手掛ける。

三井化学
三井系の総合化学メーカー。汎用の石化中心からヘルスケア、自動車向け等の機能材料へシフト

昭和電工
電炉用黒鉛電極首位。石油化学、ハードディスク外販、電子材料用ガス、アルミなど事業幅広い

東ソー
東ソーグループは、石油化学製品、化学製品等の基礎原料及び機能商品の製造販売、エンジニアリング事業を主な事業内容とし、更に各事業に関連する物流、その他の事業活動を展開する。【事業内容】4つのセグメントで構成される。石油化学事業は、エチレン・プロピレン等オレフィン製品、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン及び樹脂加工製品、機能性ポリマー等の製造販売を行う。クロル・アルカリ事業は、苛性ソーダ、塩化ビニルモノマー、塩化ビニル樹脂、無機・有機化学品、セメント、ウレタン原料等の製造販売を行う。機能商品事業は、無機・有機ファイン製品、計測・診断商品、電子材料(石英ガラス、スパッタリングターゲット)、機能材料等の製造販売を行う。エンジニアリング事業は水処理装置の製造販売及び建設・修繕等の事業を行う。その他は、運送・倉庫、検査・分析、情報処理事業等を行う。

宇部興産

企業概要
宇部興産は、ナイロン原料や合成ゴム、機能性材料、医薬品原体・中間体など各種化学品の製造を行う。また、同社はセメントおよび建材、機械などの製造も手掛ける。