広告代理店の2020年度の売上高と営業利益のランキングについて分析をしています。電通と博報堂の2強体制ですが、そもそも広告代理店というビジネスモデル自体がインターネット系のメディアレップや検索連動広告に浸食されています。
広告代理店の売上高ランキング(2020年度)
1位 電通グループ 835,042百万円
2位 博報堂DYホールディングス 313,217百万円
3位 ジェイアール東日本企画 120,829百万円
4位 大広 115,667百万円
5位 東急エージェンシー 106,389百万円
電通と博報堂は売上総利益ベースです。JR東日本企画、大広、東急エージェンシーは2019年度の売上高です。
アサツーDKがベインキャピタルに買収されたため、上場会社は電通と博報堂の2社となりました。
世界の広告代理店業界のランキングは以下のサイトが詳しいです。
広告代理店の営業利益ランキング(2020年度)
1位 博報堂DYホールディングス 45,033百万円
2位 電通グループ -140,625百万円
電通の営業損失が、旧来型の広告モデルの伸び悩みを示しています。