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広告業界や広告代理店の世界シェア、ランキング、市場規模、再編の情報。WPP 、オムニコム、 インターパブリック、ピュブリシス、電通イージス等世界大手広告代理店やIBM、PWC等のデジタルエージェンシーの動向も掲載。



2017年広告代理店の売上総利益ランキング

広告代理店の場合、売上高の計上基準が総額(グロス)か手数料のみ(ネット)で異なる場合があります。こうした会計基準の相違を避けるために、売上高総利益のランキングで比較する場合もあります。
1位、2位、3位、4位は広告代理店業界の4天王である、WPP、オムニコム、ピュブリシス、インターパブリックです。イギリス、フランス、米国に本拠を置く各社が、広告業界を支配する体制は、1980年代に、WPPがジェイ・ウォルター・トンプソンや、オグルヴィ・アンド・メイザー・ワールドワイドを、買収して以降続きます。
その上位4強に猛追しているのが、単独の広告代理店としては、世界最大の電通です。特に、マッキャエリクソンの比重が高い、インターパブリックとは、売上高総利益では、肉薄しています。
一方、こうした伝統的な広告代理店の領域に、デジタル広告の技術を用いて、急速に勢力を増しているのが、ITコンサルティンググループです。アクセンチュアを筆頭に、PWC、デロイト、IBMが、データ分析力を武器に、デジタル広告代理店として、インターネット広告分野で、存在感を急速に伸ばしています。
伝統的な大手広告代理店であった、ハバスも、売上高総利益では、これらのデジタル広告代理店の後塵を拝しています。



2017年広告代理店売上高ランキング

世界1位の売上高は英国のWPPです。2位にはオムニコム、3位にはピュブリシスが追い上げます。日本の電通は5位につけています。
近年広告分野にはデジタル化の波が押し寄せ、IBM、アクセンチュア、EY等のコンサルティング会社も広告代理店機能に更なる付加価値をつけるサービスを展開しています。会計基準等の違いから、売上高ランキングには含まれていません。


世界市場シェア

広告代理店の広告受注高ベースの世界シェアの1位はWPPです。WPPを追う形でオムニコム、インターパブリック、ピュブリシス、電通イージスが並びます。

国別の広告宣伝費の推移でみると、米国・中国・日本が広告市場シェアの3強です。


市場規模

広告業界の世界市場規模は約60兆円~70兆円と推計されています。


広告代理店の再編

広告代理店の再編のページには、電通のイージス買収や、WPP、オムニコムの買収等の事例が時系列でまとまっています。


広告代理店業界の参考書

広告代理店業界のページを作成するにあたり、以下の書籍を参考にさせて頂きました。

インターネット時代の広告の機能・効果と展開 [単行本]

アドテクノロジーの教科書 デジタルマーケティング実践指南 [単行本(ソフトカバー)]

デジタルで変わる 宣伝広告の基礎 (宣伝会議マーケティング選書) [単行本]

広告〈2017年度版〉 (産業と会社研究シリーズ) [単行本(ソフトカバー)]

図解入門業界研究最新広告業界の動向とカラクリがよくわかる本[第3版] (How‐nual Industry Trend Guide Book) [単行本]

電通と原発報道――巨大広告主と大手広告代理店によるメディア支配のしくみ [単行本(ソフトカバー)]


世界の主要広告代理店一覧

WPP
英国に本拠を置く世界最大級の広告代理店持ち株会社。略称は創業時のWire Plastic Products社に由来する。世界初の広告代理店であるジェイ・ウォルター・トンプソンやオグルヴィ・アンド・メイザー(Ogilvy & Mather)、GREY group、ヤング・アンド・ルビカム(Young & Rubicam)等の広告代理店を傘下に置く。日本ではアサツーDKと提携。


Omnicom Group(オムニコム・グループ)
米国に本拠を置く大手広告代理店会社。傘下にBBDO、DDB Worldwide,、TBWA Worldwide社等の広告代理店。2013年に仏Publicis(ピュブリシス)グループとの合併を発表したが破談。日本では東急エージェンシーと提携関係にある。


Interpublic Group(インターパブリック・グループ)
米国に本拠を置く大手広告代理店会社。WPP、オムニコム、ピュブリシスと併せてビッグ4と呼ばれる。傘下にMcCann Erickson(マッキャエリクソン)等。日本の大手広告代理店の大広と提携。


Publicis Group(ピュブリシス・グループ)
フランスに本拠を置く大手広告代理店会社。オムニコムグループとの合併破たん後はM&Aを加速している。2014年には米国のデジタル広告の大手サピエント社を買収。


電通イージス(Dentsu Aegis)
日本を代表する広告代理店会社。買収当時業界6位の英イージスグループを買収し、ビッグ4入りを狙う。電通とイージスのM&Aのケーススタディはこちら。
電通は2012年以降買収を加速。2012年のブラジルのラブ社、カナダのボス、・インドのタプルート社、2013年の米国ミッチェル・コミュニケーション・グループ、タイのブランドスケープ社、スペインの Wink 社、ルーマニアのキネクト社、中国のトリオ社、2014年は中国ベラウォム社、フランスのレ・モビリザーズ社、ブラジルのNBS社、カザフスタンのフィフティー・フォー・メディア社、インドのマイルストーン社、米国のロケット・インタラクティブ社、ポーランドの Socializer 社、ドイツの explido社、2015年はインドのWATコンサルト社、イスラエルのアバガダ・インターネット社、米国のアスリーツ・ファースト社、シンガポールのマンガム・ギャクシオーラ社、フランスのセイム・セイム社、2016年はブラジルのSEO会社のNVG Participacoes社、スペインの Groupo Alesport 社、オランダの Achtung BV 社、ニュージーランドの Barnes, Catmur & Friends社、チェコの Adexpres.com社を買収。


アクセンチュア
米国を代表するコンサルティング会社。元々は世界4大会計事務所であったアーサーアンダーセンのコンサルティング部門が分社化して誕生。デジタル広告分野の急進を受け、デジタルマーケティング戦略強化の一環として広告部門が急成長。


Havas(アバス)
仏パリに本拠を置く大手広告代理店。


Cir(Compagnie Industriali Riunite、カンパーニュ・インダストリアーリ・リウニテ)
イタリアの広告代理店大手。


JCDecaux(ジーセードコー)
仏広告代理店大手。


Lamar Advertising(ラマー・アドバータイジング)
米国に本拠を置く屋外広告大手。


Bluefocus Communication Group(藍色光標伝播集団)
中国最大級のPR会社。


IBM
米国を代表する世界的なITシステム会社。ハードウェアの部門を縮小し、近年はシステム、ソフトウェアやコンサルティング分野を強化。デジタル広告分野にも注力。


博報堂DYホールディングス
日本第2位の広告代理店。電博と並び称される。


MDC Partners
米国に本社を置く広告代理店大手。


EPSILON(イプシロン)
米国に本拠を置く広告代理店。非上場会社。