鉄鋼業界の現状
従来型の鉄鋼業界はすでに規模の競争に入った古典的なビジネスモデルとなった。
規模のメリットや補助金に支えられた中国勢を、日本勢が品質の差別化でかわす戦略は「また来た道か？」
更には、技術差異の源泉のハイテンも、炭素繊維やアルミなど他素材からの脅威が迫る。
高炉の製造では大量の二酸化炭素を生み、ESG的にも課題山積。
スティールテックの方向感
日本の製造業の約4割を占める高炉から出る二酸化炭素を削減する。
コークスは一酸化炭素を出し、酸化鉄の二酸化炭素を分離させるが二酸化炭素を大量に出ししてしまう。
水素製鉄法では、水素と炭素が結びつくので水しか出ない。これこそが、スティールテックの本命と言える。
水素製造法の技術確立のための研究費が膨大であることが課題。
スティールテックに向けた課題解決案
R&D費用は、フィンテックを利用したクラウドファンディングで集める。
研究母体は、旗振り役を定め、オールジャパンをリモートワークで組成。
リターンの源泉は製造法の特許使用料なので、低コストで特許取得を可能とするリーガルテックを活用。
水素ガスの製造まで踏み込み水素高炉と燃料電池でコストダウンを図る。
燃料電池の容器にも鉄を使用する事で、鉄への需要を換気する。
高炉メーカーの市場争いはほぼ結末が見えてしまったか？
