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日本の警備会社の売上高と営業利益ランキング(2020年度の決算ベース)をまとめています。各社の概要も掲載しています。

警備会社の売上高ランキング

2020年度の決算(2021年3月期)に基づき売上高順にランキングしてみると、1位はセコム、2位は綜合警備保障、3位はセントラル警備保障になります。

No1 セコム 1,035,898百万円
No2 綜合警備保障 469,920百万円
No3 セントラル警備保障 67,443百万円
No4 東洋テック 26,001百万円
No5 セコム上信越 24,345百万円
No6 トスネット 9,948百万円
No7 共栄セキュリティーサービス 6,184百万円
No8 アール・エス・シー 5,936百万円

警備会社の営業利益ランキング

営業利益のランキングでも上位3社の入れ替わりはありません。

No1 セコム 136,925百万円
No2 綜合警備保障 37,182百万円
No3 セントラル警備保障 4,585百万円
No4 セコム上信越 4,551百万円
No5 東洋テック 697百万円
No6 トスネット 432百万円
No7 共栄セキュリティーサービス 329百万円
No8 アール・エス・シー 202百万円

なお、警備及びホームセキュリティ業界の世界ランキングや世界シェアは下記のサイトが詳しいです。


警備会社の概要
出所:ロイター、ヤフーファイナンス、ブルームバーグ、会社四季報

セコム
警備業首位。センサー付きシステム警備(機械警備)が中心。防災、医療、損保へ展開。海外強化

綜合警備保障
綜合警備保障グループは、主にセキュリティ事業、綜合管理・防災事業及び介護事業等の事業を展開する。【事業内容】3つの事業セグメントを通じて運営する。セキュリティ事業セグメントは、機械警備業務、常駐警備業務及び警備輸送業務を展開する。綜合管理・防災事業セグメントは、設備管理、清掃管理、電話対応、リニューアル工事等のビル・マンション等の施設の維持、管理、運営や消防用設備等の点検、建設、工事を行う。介護事業セグメントは、訪問介護、デイサービス、有料老人ホーム、グループホーム、福祉用具レンタル等を提供する。また、多機能型現金自動預け払い機(ATM)「MMK」の提供、「ALSOK安否確認サービス」、多機能型モバイルセキュリティ端末「まもるっく」の提供、セキュリティソリューション事業、情報警備事業等の事業を提供する。

セントラル警備保障
CSP(登記社名:セントラル警備保障)は常駐警備や防犯・防災機器ならびに設備に よる機械警備を行う。またそれらの安全管理業務に使用される機器の設置や販売も行う。同社は現金・貴金属などの貴重品の警備護送・輸送も行う。


東洋テック
金融機関の警備業務から出発。機械警備やビル管理が主体。関西地方地盤。セコムが筆頭株主

セコム上信越
セコムの地域事業子会社。新潟、群馬、長野でセンサー警備を軸にセキュリティ事業を展開

トスネット
トスネットグループは、主に交通誘導警備を主力とした警備業を行う。【事業内容】4つの事業セグメントを通じて運営する。警備事業は、建築現場等における工事車両、一般車両及び歩行者の安全確保等の交通誘導警備、ホテル、ビル等の建物内への人の出入管理、防犯防災管理、駐車場の管理を行う施設警備、列車の営業路線、接近する作業現場で列車の進行、通過を監視して作業員の安全を確保する列車見張り警備を含む。ビルメンテナンス事業は、ビルメンテナンス、清掃業務及び労働者派遣業務を行う。メーリングサービス事業は、メール便発送取次業務、販促品・サンプル等の封入・梱包及び発送取次業務等を行う。電源供給事業は、各種イベント、コンサートの仮設電源の提供、テレビ局関係の中継のバックアップ等各種電源需要への電源供給業務を行う。

共栄セキュリティーサービス
共栄セキュリティーサービスは警備保障会社。施設セキュリティ管理、交通警備、イベント警備、ボディーガード、受付警備、およびその他サービスを提供。駐車場管理も手掛ける。

アール・エス・シー
警備事業中堅。警備、清掃、設備管理を結合した総合管理サービス志向。人材派遣、介護を育成