日本の製粉会社の売上高と営業利益ランキング（2020年度の決算ベース）をまとめています。各社の概要も掲載しています。
製粉会社の売上高ランキング
2020年度の決算に基づき売上高順にランキングしてみると、1位は日清製粉グループ本社、2位はニップン、3位は昭和産業になります。ただし、各社ともに製粉以外の売上高も含まれる点には留意が必要です。
1位 日清製粉グループ本社 679,495百万円
2位 ニップン 329,566百万円
3位 昭和産業 255,997百万円
4位 日東富士製粉 56,544百万円
5位 日本食品化工 45,060百万円
6位 鳥越製粉 21,871百万円
製粉会社の営業利益ランキング
営業利益のランキングでも上位3社の入れ替わりはありません。
1位 日清製粉グループ本社 27,197百万円
2位 ニップン 10,331百万円
3位 昭和産業 7,594百万円
4位 日東富士製粉 4,539百万円
5位 日本食品化工 1,518百万円
6位 鳥越製粉 736百万円
なお、製粉業界の世界ランキングや世界シェアは下記のサイトが詳しいです。
製粉会社の概要
出所先はロイター、ブルームバーグ、ヤフーファイナンス、会社四季報です。
日清製粉グループ本社
製粉で圧倒的トップ。食品もパスタ類強く、大手級。エンジニアリング展開、海外Ｍ＆Ａ積極化
ニップン
ニップンは小麦粉メーカー。小麦粉製品、ふすま、コーン製品、米粉製品、パスタ類、乾麺、プレミックス、その他製品を製造する。倉庫業、港湾運送事業、ヘルスケア事業、バイオテクノロジー関連事業、機械類販売、その他事業も展開。
昭和産業
昭和産業グループは、小麦粉、植物油、糖化製品等の食品と飼料の製造販売、倉庫業、不動産の賃貸を主要な内容とし、他に運輸、外食等の事業を行う。
日東富士製粉
製粉準大手。三菱商事傘下で連携推進。『ケンタッキーフライドチキン』など外食ＦＣも展開
日本食品化工
三菱商事子会社。コーンスターチ首位。糖化品は飲料向け等気象条件左右。配当性向３５％メド
鳥越製粉
鳥越製粉は家庭用小麦粉やふすまなどの製粉を製造および販売。また、業務用ミックスの製造も行う。同社は主に九州地方にて事業を展開。
